秋の日はつるべ落とし、を実感する毎日ですね。つるべは、井戸水をくむための桶で、漢字では釣瓶。こんな字なんだ、と初めて知りました。
さて、写真がピンボケなのは、Zoomで撮ったからです。映っているのは、大橋洋平さん。三重県在住の緩和ケア医で、2018年に消化器系の希少がん、ジストになりました。
患者の気持ちがわかり、寄り添える医者。大橋さんはずっとそう自認していましたが、いざがんになると、全く違うリアルにぶつかります。術後、体重が40キロも減り、肝臓にも転移。自分らしさなんてないよ、という中でたどり着いた“境地”を、誰もが知っている名曲の替え歌とともにお届けします。珠玉の言葉に是非触れてみてください。